パワーポイントの資料作りが苦手だという人から「どこが悪いのか見てほしい」と頼まれました。
パワーポイントを使った資料作りが苦手な人ほど、いきなりパワポを使って資料作りをはじめがちです。それだと苦手意識が勝ちすぎて、資料作りが進みません。
そんな時は、伝えたいポイントを手書きで箇条書きにしてみます。
例えばこんな感じです。
- 〇〇製品についての説明会
- 製品の概要について
- 〇〇製品と他社製品の比較
- 製品の使い方について
- 製品を使う際の注意点
まずは、何について説明する資料なのかを一番最初に書きます。
表紙に何の資料なのかを書かないと、説明を聞いている人には「何について話すのか」が頭に入ってきません。
次に、製品の説明をするなら、伝えたいポイントが何点かあるはずです。それを箇条書きとして書き出します。1〜4が各章の見出しとなります。
「製品の概要について」の中にも、「どういう経緯で開発されたのか」や「どこメインで使う製品なのか」などの伝えるポイントが何点かあります。
各章の見出しの下に、箇条書きでポイントを加えていきます。
- 〇〇製品についての説明会
- 製品の概要について
- 製品の開発経緯
- 製品の参入市場
- 製品の種類とサイズ
- 製品の概要について
こうやって箇条書きで伝えるポイントを書き出していくだけで、資料作りの方向性が見えてきます。
ここまでの内容をパワーポイントの各ページに入れてみると、以下のようになります。

「表紙 → 各見出しページ → 各小見出しページ」を先に、パワーポイントで作っておくと、後は見出しや小見出しページの後に説明ページを加えていくだけです。
ここまでやれば、頭の中がかなり整理されますし、やることが見えてきます。
私も長年、製品カタログやプレゼン資料を作ってきましたが、いきなり作ることは滅多にありません。
作る前に手書きで必要事項を書き出したり、ラフ案を手描きで作ったりして、カタログや資料に入れる内容を整理してから作っています。
資料作りが苦手な人は、ぜひ参考にしてください。いきなり作るのは、プロでも難しいです。まずは、箇条書きにして頭の中を整理してください。
一人では上手く作れない場合は、いつでも相談してください。一緒にわかりやすい資料にしましょう。