プレゼン資料がうまく作れない場合、社内のチーム毎にプロのプレゼン講師に研修をお願いすることがあります。
プロの講師にプレゼンの作り方を研修で教えてもらっても、うまく作れるようにはなりません。なぜなら、教わる側はパワポの使い方自体を知らないからです。
私が以前勤めていた会社でも、マーケティングチームがあまりにプレゼン資料の作り方が酷いため、講師を招いて研修をしていました。ですが、まったく何も変わりませんでした。
プロの講師は、教えている生徒のパワポのレベルがどのぐらいなのかはわかっていません。招かれて研修しているので当たり前です。大企業のマーケティングがそこまでパワポが使えないとは思ってもないはずです。
もうその時点で、教える側と教わる側がズレています。
パワポ操作はできると思って、作り方を教えたところで、教わる側は基本がまったくわかっていません。そのため、頭で考えたことをパワポに落とし込めません。
プレゼン資料の作り方を教わるのではなく、パワポの使い方を教わるのが先です。どんなに良いツールを持っていたとしても、使い方がわかっていない場合は、宝の持ち腐れです。
私の経験上では、パワポの使い方が上手な人は、プレゼン資料を作ることが上手です。それもほとんどの人が、キレイにわかりやすく作っています。
キレイで見やすく、わかりやすいプレゼン資料を作りたい場合は、先にパワポの使い方をマスターしましょう。そんなに難しくはありません。誰でも簡単に使えるツールです。苦手意識がある人は難しく考えすぎているだけです。
プレゼン資料の作り方を学んだ方がいいのか、パワポの使い方を学んだ方がいいのか、自分ではどちらを学んだ方がいいのかわからない人は、いつでもご相談ください。