最近、コンサル以外の仕事の依頼が増え、それに伴い小さな失敗やミスも増えました。
失敗やミスをする度に、失敗しても「失敗した」と気付く出来事が、私には起こります。
人によってはミスや失敗をしても気付かない人もいますが、私の場合は何かミスや失敗をすると、それに気付かされる出来事が必ずと言っていいほど起こります。
例えば、今取り掛かっているメディカルイラストの作成ですが、器械を取り付ける方向を間違えていました。
そに失敗に気付かないまま作業を進めていましたが、1箇所撮影の追加が入ったため、器械を取り付ける作業をしている時に「あれ?今までの取り付け方は間違ってるんじゃない?」と気付きました。
気付いて本当に良かったです。
自分の失敗に気付く人と気付かない人の違いですが、今まで失敗をしているかどうかの違いです。そして、普段から自信過剰になりすぎないように注意しているかどうかです。
今まで数々の失敗をしているからこそ「私が失敗しないということは絶対にない」ということを自分自身で理解していれば、失敗しても気付きます。
前からブログでも書いていますが、ある分野のメディカルイラスト作成において、私は今のところ世界一の技術があります。とは言うものの、「私はできるから!」と自信過剰になってはいません。
それどころか依頼が来るたびに「今回は無理かも」とか「できなかったらどうしよう」と引き受けるたびに不安な気持ちになります。
不安な気持ちがあるからこそ、気を抜かず、私にできることを丁寧に取り組むようにしています。
そして、常に「ミスがないか」「失敗していないか」「今よりさらに良い出来にするために何をすべきか」を考えながら仕事に取り組んでいます。
今まで散々失敗しているからこそ、失敗を見逃さないために普段から気を付けています。結果として、ちょっとしたキッカケで失敗に気付きやすくなりました。
失敗していない人や失敗を極度に嫌がる人は、失敗した経験がありません。
お客様でも今すぐに成功する方法やお金になる方法を知りたがる人もいますが、そんな人は失敗もしませんが、成功もしません。
大金を払えば成功できると考え、詐欺的な商法に大金を払いますが、自分が失敗していることにも気付かないため、ますます成功が遠のきます。
取り戻せる失敗なら、できるだけたくさん経験したほうが転ばぬ先の杖になります。失敗しないと失敗に気付けませんし、成功もしません。ということを覚えておきましょう。
失敗した経験がある人なら、失敗に気付きやすいため、そのぶん成功も早くなります。失敗してもめげない人からご相談お待ちしています。