ワンドの10:小アルカナ
「重い重すぎる。これ以上持てないよ。」という声が聞こえてきそう。それが「ワンドの10」のカード。
色んなモノを抱え込みすぎて一杯一杯になりながらも、必死で頑張っているのだ。
相手の気持ちが重い場合にも出てくるカード。女性が男性に求めるものが多すぎて、男性がそれに必死で耐えている。
「他の女性とは喋らないで」とか「今、誰から連絡が来たの?」とか「仕事が終わったら必ずすぐに連絡して」とか。
これを言われ続けると男性は女性の気持ちが重たくなる。最初はかわいいと思えるけど、「もうそろそろ無理そう。別れたいかも。」という時にも出ます。
女性はたまにすべての不幸を抱え込んじゃう人がいるけど、抱え込んだところで一人では解決できない。それなら、さっさと他の人に投げたほうがいい。一人で悩むだけ無駄。
私はデザイナーだから「ロゴ作ってよ」と言われることもあるけど、「私はロゴ作りが苦手なんで〇〇さんにやってもらってくださーい。」と他の人に投げていた。
できないことはできないと言ったほうが後々が楽だ。できることとできないことが周りの人に理解されると、できることだけ頼まれるので専門性がついてくる。そして苦手なことはますますやらなくて済むようになる。そこまでいけばラッキー。
ワンドの10が出たら、仕事でも不幸でも責任でも何でも一人で抱え込み過ぎている。人には得手不得手があるから、自分のできることだけやって、できないことはできないとハッキリと言ってみよう。
そうしないと「もう無理だ!」ということになって、抱えているモノをすべて放り出してしまうことになる。できることもできなくなる。そうなる前に、一個ずつ手放すと、人生断然生きやすくなる。
思い付いたカードの話を書いていると、なぜだかワンドの話が多い。次はワンド以外の話も書きます。