お客様と話していると、
- ブログは書いている
- Googleサーチコンソールも使っている
ですが、Googleで上位に表示されないため誰にも読まれていないことがほとんどです。
SEOを意識したキーワードを選んでブログのタイトルは付けているものの、正しいキーワードを選ばずにタイトルを付けていることが原因です。
私も最初の頃はSEOを意識してブログタイトルを付けずにブログを書いていました。
誰でも最初からできるわけではありません。
ではキーワードは何を基準に選べばいいのでしょうか。
今回は読まれるブログタイトルのためのキーワードの選び方について解説します。
SEOを意識したキーワードとは?
SEOを意識していても読まれないブログを書いている人のほとんどが、キーワードを正しく選べていません。
SEOについて詳しく知りたい方は、まずこちらの記事をお読みください。
このブログ記事のタイトルですが、
【SEO】【キーワード】【決め方】
上記3つのキーワードを選んでブログタイトルを付けています。
どのようにして私がこのキーワードを選択するに至ったのかを順を追って解説していきます。
キーワード選定の手順
ラッコキーワードで調べる
私はブログタイトルを付ける際は、まず【ラッコキーワード】で調べています。
ラッコキーワードとは? (全般)
ラッコID
無料で利用できるキーワードリサーチツールです。
一瞬でキーワードリサーチに必要な情報を収集してくれる、コンテンツ制作者のためのツールです。 読者や視聴者が求めているコンテンツは何か?
ニーズを把握して、より高品質なコンテンツ制作にお役立ていただけましたら幸いです。
本当にそのキーワードを使ってGoogle上で検索されているかを調べることが一番最初にやることです。
今回の記事はSEOのキーワード選定について書いているので、まず最初に【SEO】【キーワード】で検索されているかを調べます。
【SEO】【キーワード】をラッコキーワードで調べてみました。
そうするとGoogleで【SEO】【キーワード】を含む、ユーザーが検索する可能性の高い検索キーワード候補が112件ありました。
さすがに多いですね。
ということは【SEO】【キーワード】を含む検索キーワードはたくさんの方が検索していることがわかります。
ここでもし、ほぼ検索されていなければGoogleサジェストの横に赤文字で【0HIT】と表示されます。
その場合、そのキーワードを含むブログタイトルは付けない方がいいということになります。
なぜなら検索される可能性が低いからです
ブログ記事に合うキーワードを選ぶ
ブログタイトルのキーワードを選ぶ際は、ブログ記事の内容とブログタイトルがリンクしていなければ検索上位に表示されることはありません。
ブログタイトル通りのブログ記事が書かれていることが重要なのです。
【SEO】【キーワード】で112件ヒットしたので、その中から記事の内容に合うキーワードを選んでいきます。
候補としては
- 【SEO】【キーワード】【選び方】
- 【SEO】【キーワード】【入れ方】
- 【SEO】【キーワード】【決め方】
- 【SEO】【キーワード】【設定方法】
などがブログ記事の内容に合っています。
ではこの4つのキーワードからさらに絞り込んでいきましょう。
キーワードプランナーで調べる
ラッコキーワードで調べた後に登場するのが【Googleキーワードプランナー】です。
Googleキーワードプランナーとは、Google広告(旧Googleアドワーズ)に付随するキーワード調査・キーワード選定を支援する無料運用ツールです。
キーワードプランナーの登録方法についてはコチラの記事をご参照ください。
【2021年】Googleキーワードプランナー無料登録方法&使い方【ボリューム検索ツール】
Tetsu blog
キーワードプランナーでは、指定したキーワードがgoogleの月間平均でどのぐらいの件数検索されているのかを調べることができます。
まず【SEO】【キーワード】では、月間平均でどれぐらい検索されているのかを調べてみました。
【SEO】【キーワード】では、月間平均検索ボリュームが【1000〜1万】検索されていることがわかります。
次に、【SEO】【キーワード】【選び方】で調べてみました。
【SEO】【キーワード】【選び方】では、月間平均検索ボリュームが【100〜1000】かつ検索されていることがわかります。
だいぶ減りましたね。
では残りの3件についても調べてみたので、すべての件数を書き出してみます。
指定されたキーワード | 月間平均検索ボリューム | 競合性 |
---|---|---|
【SEO】【キーワード】 | 1000〜1万 | 低 |
【SEO】【キーワード】【選び方】 | 100〜1000 | 低 |
【SEO】【キーワード】【入れ方】 | 100〜1000 | 低 |
【SEO】【キーワード】【決め方】 | 10〜100 | 低 |
【SEO】【キーワード】【設定方法】 | 10〜100 | 低 |
月間平均検索ボリュームの件数の多いものを選ぶのか、それとも少ないものを選ぶのかでかなり検索結果が変わってきます。
月間平均検索ボリュームが多いものを選んだ場合
初心者の方でやりがちなのは、検索ボリュームが多いキーワードを選んでブログのタイトルに付けてしまうことです。
検索ボリュームが多いともちろんそのキーワードで検索している人が多いということになります。
ですが、それだけそのキーワードを選んで、多くの人が記事を書いているということでもあります。
競合がひしめき合うブログタイトルを付けてしまうと、その人たちよりも余程良いブログ記事を書かないとGoogleで上位表示されることはありません。
月間平均検索ボリュームが少ないものを選んだ場合
私は断然、検索ボリュームの少ないキーワードを選んでブログタイトルを付けています。
「たったの10〜100しか検索されていないのに付けても仕方でしょ。」
と思われるかもしれませんが、裏を返せば10人以上は必ずそのキーワードで毎月検索しているということでもあります。
特に最初のうちは検索ボリュームの少ないものを選んでブログタイトルを付けることを私はオススメしています。
慣れてくれば検索ボリュームの多いものを選ぶこともできるようになっていきますが、まだブログ記事の書き方に慣れていない方が、ブログ記事を書くことで生計を立てているような方に立ち向かっていくのは至難の技です。
検索キーワードを選ぶ基準とは?
私の目安としては、検索ボリュームに出てこないキーワードは選ばない。
そして、検索ボリュームが多くて、競合性が「低」のキーワードを選ぶようにしています。
せめて【0〜10】以上のもの、多くても【100〜1000】のものを選ぶようにしています。
競合性は「高」「中」「低」の3段階で表示されます。競合性が高いキーワードは他の方も同じ記事で書いているため、上位表示される可能性が低くなります。そのため、競合性が低いキーワードが狙い目ともいえます。
色々と検討した結果、
【SEO】【キーワード】【決め方】
【SEO】【キーワード】【設定方法】
このどちらかから選ぶことになります。
そしてキーワードを選んだら、そのキーワードでまずは検索をしてみます。
Googleで上位表示された5件ぐらいの内容をすべて読んでみて、「このブログ記事よりは良い内容が書けそう」とあなたが思えば、より上位表示される可能性が高くなります。
他の方のブログ記事やブログタイトルはめちゃくちゃ参考になるので、とりあえずキーワードを選んだら必ずそのキーワードで検索して、他の方の記事を読みましょう。
「この人より良い記事が書けるとは思えない(汗)」とあなたが思えば、そのキーワードは一旦捨てて、他のキーワードで再度検索し、上記表示されそうなキーワードを絞り込んでいきましょう。
私が両方のキーワードで検索した際に「これなら上位表示されそう」と思ったキーワードは、【SEO】【キーワード】【決め方】です。
ということで私が選んだキーワードは【SEO】【キーワード】【決め方】です。
【SEO】【キーワード】【決め方】を使ってブログタイトルを付けることにしました。
他のキーワードも捨てずに使いましょう!
そしてなるべく他のキーワードも捨てずに、そのキーワードでも記事を書くことです。
例えば、今回のブログタイトルに選んだキーワードは【SEO】【キーワード】【決め方】ですが、できれば、
【SEO】【キーワード】【選び方】
【SEO】【キーワード】【入れ方】
【SEO】【キーワード】【設定方法】
でもブログタイトルを付けて複数のブログ記事を書くことです。
【SEO】【キーワード】【決め方】が上位表示されなくても、【SEO】【キーワード】【選び方】は上位表示されるかもしれません。
そしてブログの内容がよければ、多くの方が検索している【SEO】【キーワード】で上位表示される可能性も出てきます。
同じキーワードを使って、ブログ記事を書くことはとても有効です。
どれが上位表示されるのかは、ブログを書いている本人にもよくわからないものです。
なので、なるべく同じキーワードを使って複数の記事を書くことをオススメします。
まとめ
- ラッコキーワードで調べる
- Googleプランナーで調べる
- 月間検索ボリュームが少ないものを選ぶ
- なるべく多くの記事を書く
ブログは検索されてナンボですので、せっかく良い記事を書いてもブログタイトルの付け方に失敗すると、誰にも読まれないまま終わってしまいます。
そうならないためにもSEO対策をしたブログタイトルの設定方法を行ってみてください。
1人ではSEO対策の仕方がわからない方は、個別にご相談ください。