「起業したいけど、パソコンが苦手なので起業できるとは思えない。」
そんな風に考えてはいませんか?
パソコンが苦手な人は私の周りでもとても多いです。
私はパソコンが大好きです。
WindowsとMac共にできますが、Macの方が断然好きです!
でもパソコンが苦手だという人の気持ちはよくわかります。
私は英語が苦手です。
ある程度の単語は読めますし(中学生レベル…)
ヒアリングもある程度はできます(50%いけばいいとこ…)
ですが、英会話は全くできません!
やった方がいいのはわかっていますが、どうしてもやる気になれません。
このように苦手意識があります。
ですが、仕事で必要となってくるとやはりある程度は勉強すると思います。
パソコンが苦手な人もそれと同じで
「やった方がいいのはわかってるけど、やる気になれないし、やり方がわからない」
という気持ちではないでしょうか。
今回は、起業する上でパソコンの苦手は絶対に克服するべきなのか?について解説したいと思います。
パソコン苦手は克服した方がいいのか?
結果からいうと、パソコンがある程度できるようにならないと集客でWebを使う場合はかなり厳しいでしょう。
ですが、パソコンに対する苦手意識は克服した方がいいのかというと難しいところがあります。
「パソコンが心底嫌いで触りたくもない!」
という人に無理やりやらせても結局は覚えられないのです。
人は自分からやりたい、学びたいと思ってはじめて知識を身に付けることができます。
心底嫌いな人または苦手な人は、
まずパソコンができないという問題を一旦置いておきましょう!
「その問題置いておいて大丈夫?」と不安になるかも知れません。
ですが、よく考えてみてください。
あなたの目的は何だったでしょう?
そう!
起業することですよね。
パソコンが苦手という問題は、起業という目的を達成するための一つの手段でしかありません。
まずはパソコンができない問題は一旦放っておいて大丈夫なんです。
それよりもやるべきことは他にたくさんあります。
あなたがやるべきことをやっていくうちに、どうしてパソコンが必要になるのかが実感として感じられるようになり、自分から「パソコンがやりたい!」と思えるようになっていきます。
パソコン苦手問題の前にやるべきこととは?
パソコン苦手問題はどこか遠くに放っておいたので一旦忘れましょう。
では、何をやるべきなのか?
まずは、あなたがどうして起業したいのかを考える必要があるのです。
起業したい目的を考える
基本的なことですが、ここはかなり重要です。
なぜ起業したいのかが明確になっていないと後々大変なことになります。
- ただお金を儲けたいから起業したいのか
- やりたいことがあるから起業したいのか
起業したい目的は大別すると
この2つに分かれるのではないかと思います。
起業したい目的 −お金儲けがしたいから−
「お金儲けがしたい!」
という目的だけで起業すると大体が自分を見失っていきます。
なぜかというと、
他人の様々な情報に振り回されることになるからです。
「お金が儲かるなら何でもいい!」ということになり、自分軸で物事を考えられなくなります。
大金が入るということが目的になるので、
「あっちの方が儲かりそうだ」「いやいや、やっぱりこっちの方が儲かるだろう」
という感じでお金が儲かりそうな情報に振り回され、結局自分でも何がやりたいのかがわからない状態になります。
何よりも他人軸で生きることになるので起業したとしても、他人に依存しながら稼ぐことになります。
そして、あなたがやりたいことではない場合が多いので、だんだんと続けることが苦痛になっていくのです。
やはりあなたがやりたいと思うことや楽しいと思うことでないとなかなか継続できません。
起業したい目的 −やりたいことがあるから−
「やりたいことがあるので起業したい!」
という目的の場合は、起業の目的が明確なので迷いにくくなります。
もちろんやりたいことがあっても迷うことはありますが、
本来のあなたの目的を思い出すことでブレを修正できます。
やりたいことがあるということは
より多くの人にあなたのやりたいことを広めたいと思っていますよね。
まずは、あなたのやりたいことをハッキリと決めることがパソコン苦手問題に取り組む前にすることです。
やりたいことが決まれば
■やりたいことをどのようにして広めていくのか
■どのようにして商売にしていくのか
があなたが次に考えることになります。
やりたいことをやるために
では、やりたいことで起業するためには何が必要になるのか?
まずは、あなたの商品やサービスに対する
ニーズやコンセプト、商品内容、価格設定など
起業するにはそれなりの準備が必要です。
- どうして起業したいのか
- 起業して自分はどうなりたいのか
- たくさんの人に知ってもらって、その人たちにどうなって欲しいのか
ということをあなた自身で考えていくことになります。
あなたの商品やサービスを必要としている人のところに届けるためには、どのような手段が必要なのか?
あなたの商品やサービスに対するニーズを考えていくと「ニーズの届け方」も考えなければならなくなります。
やりたいことを届ける方法とは?
まずはアナログでやってみる
届ける方法はいくつかあると思います。
- 口コミで広める
- チラシや名刺を配る
- 折り込みチラシや広告を出す
- セミナーを開く
上記4つは人海戦術にはなりますが、パソコンに頼らずに自分の手やデザイン会社を使ったりしてできるものがほとんどです。
地域密着型の商品やサービスならこの方法でも問題ないと思います。
ですが広範囲にわたって、あなたの商品やサービスを届けたい場合は費用がかなりかかります。
そして、あなたの届けたい人にだけ届くのではなく、不特定多数の人に向けて発信しているため費用対効果が低くなります。(お金を掛けても掛け損だった的な。。)
次はデジタルでやってみる
では、パソコンを使ったデジタルで届ける方法は何があるのでしょう。
- ブログを開設する(無料と有料あり)
- 自分のホームページを開設する(年間1万円ほど)
- facebookを開設する(無料)
- Twitterを開設する(無料)
- Instagramを開設する(無料)
- メルマガを配信する(無料と有料あり)
- LINEを配信する(基本的に無料)
- Zoomでオンラインセミナーを開催する(無料と有料あり)
日本全国、世界まであなたのやりたいことをアナログで届けようとすると莫大な費用がかかりますが、デジタルだとほとんど無料でできます。
そして一番重要なことは、
あなたの商品やサービスを届けたい相手にだけピンポイントで届けられることです。
なぜ届けたい相手にだけピンポイントで届くのかというと、あなたの商品やサービスを必要としている人は日々インターネットを使って常に自分が欲しい情報を探し続けているからです。
あなたも欲しい情報や悩みがあれば、Googleなどを使って検索していませんか?
あなたのお客様となる人もあなたと同じように日々欲しい情報を検索しているのです。
デジタルを使う場合は、あなたがお客様を探す必要はなく、お客様の方があなたを探している状態を作り上げることができるのです。
まとめ
パソコンができる、できないよりも起業するにはもっと大切なことがあります。
パソコンが苦手だということに気を取られていると本来の目的を見失ってしまいます。
パソコンが本当にできない場合は、他の人にやってもらってもいいと思います。
ですが、ブログやホームページに載せる内容は自分の考えたものであり、自分の言葉である必要があります。
そうでないと人の心には響きません。
そして、ニーズやコンセプトを自分で考えていくようになると必ず自分の言葉で説明したくなります。
その時になってはじめてパソコンの必要性がわかってくるので焦る必要はありません。
まずは順番にあなたがやらなければならないことを確実にやっていくことです。
ニーズやコンセプト、商品内容を考えたり、価格を設定したりすることはあなた一人ではなかなかできません。
そんな時はいつでもご相談ください。