私自身が、外資系企業の年収よりも、自分のやりたい仕事を選んだ人なので、そう思うのかもしれないけど、周りの友達も同じように働き甲斐を求める人が増えた気がする。
とはいうものの、私の周りはなんだかんだ言ってもお金をそこそこ持っている。
持っているからこそ、「お金」よりも「働き甲斐」を求めるのかも。
30代や40代前半ぐらいまでは、お金のためにガムシャラに働けたけど、歳を取ってくると体に無理がきなかくなってくる。
そこで「あと何年ぐらい、この調子で働けるのかな?」という疑問が湧く。
私も外資系企業では、メディカルイラストを描く仕事をメインでずっとやってたけど、フロー状態(時間感覚が失われるほどの没入感と共に、最高のパフォーマンスを発揮できる特殊な精神状態)に入らないと描けない。
だからこそ「後どれぐらい私の体力と精神力が持つのかな?」という不安もあった。
45歳を過ぎた時に「もうずっと続けるのは限界かも」という気持ちが出てきて、色んな他の事情が絡んで会社を辞めてしまった。
会社を辞めてからもメディカルイラストの依頼が来るたびに、以前は瞬時に入れたフロー状態に入るのに時間がかかり、抜けた後は人間の抜け殻みたいになるので、「マジでこの仕事はきつい!」と思ったほど。
正直、お金を稼ぐためには、ともて良い仕事だけど、それだけではずっと続けられない。
そう考えると、今のデザインコンサルタントの仕事は「働き甲斐」は大いにある。ただし、お金を稼ぐ手段としては波がありすぎる。
どちらを取るのかと言えば、今はやはり「お金」より「働き甲斐」を取りたい。
そのほうが長く続けられるし、楽しいから。
私の周りでも「お金お金」言ってた人たちが、やたらと「働き甲斐」を求めだしたので、歳を取るってそういうことなのかと思った。
でも、実際に私のようにフリーランスになって贅沢なんてできない生活になったら、きっと「前のほうが良かった!」となるんだろうとは思うけど。
昔の老後って、何だか悠々自適に過ごすイメージだったけど、実際に自分の老後が近づいてくると「老後って悠々自適に過ごすよりも、どうやって時間を潰すのかが最大の問題だな」と思う。
やることないと人間は暇なんですよ。だからこそ「お金」よりも「働き甲斐」を選び、長く楽しく生きたいんだろう。
ということで、デザインコンサルタントの仕事を、少しでも長く続けられるように何とか創意工夫で頑張ります。
