『劇映画 孤独のグルメ』はかなり緻密に計算された映画だった話

2025年2月からの長期戦線離脱に備え、『劇映画 孤独のグルメ』を鑑賞してきた。

私のオバも孤独のグルメファンなので、平日に2人で観に行ったけど、結構な人数が入っていたので、人気の映画なんだと実感。

あんまり期待せずに観ていたら、なんとすごく面白い上に、よくできた映画でビックリした!

主演の松重豊さんが監督・脚本・主演を務めていて、初監督作品とのことで「どんなんかな〜」と期待せずに観ていたけど、話の組み立て方がすごく上手くて感心してしまった。

ドラマ版やスペシャルドラマ版と同じような内容ではなく、映画としての物語がちゃんとあった。

なんでも、遠藤憲一さん曰く、松重さんご自身がかなり緻密な人らしく、その緻密さの良い面が、この映画でモロに出た感じ。

ザ・クロマニヨンズによる主題歌「空腹と俺」の「腹減った!オイオイオイ!」が、映画終わってからも頭の中をエンドレスで流れているし、映画とめちゃくちゃ合っていた。

予告で井之頭五郎が、海で遭難していたから「遭難って、話がうまく繋がるのかな?」と、思っていたけど、「そういう展開でそうなるのかー。すごー。」と、これまた感嘆。

話の組み立て方が上手だし、繋がりも無理矢理感がないから、飽きることなく鑑賞できて、すごく面白い映画だった。

もちろん、観た後はお腹空きますよ。

井之頭五郎の最後のセリフになんだかグッときた。

その後、めちゃくちゃ久しぶりに鰻を食べに行って、大満足な1日でした。

2024年に映画2本観に行ったけど、2025年もすでに1本観たから、今年も劇場まで足を運んで映画見たいと思った。行けるかな〜。