私は昔から口が悪い。
外資系企業で働いていた時も「口の利き方が悪すぎる」という苦情を、上司経由で何度か受けたことがある。
私のモノの言い方が「気に入らない!」と言ってきた人は全員男性で、私に対して偉そうな態度を取ったり、高圧的なモノの言い方をしてきた人だったので、そういう人に対して、私は常日頃から「同じような態度で接する」ことを心掛けていた結果のクレームだった。
でも、私は超絶仕事ができたおかげで、どれだけ口の利き方が悪くても、「秋山=口が悪い=仕事ができるから仕方ない」と思っていた男性も多く、かなり自由に仕事をさせてもらっていた。
今までは私の友人や同僚が、私の口の悪さをすでに認識しているから、口の悪さをそこまで意識せずに過ごしていた。
けど、個人事業主になってから「私って本当に口が悪いな」と自分で思うことが増えた。
特に、20代半ば〜30代前半の女性と話をする際、気を抜くと、普段の「喋り」が出てしまい、びっくりされることが何度かあったので、本当に気をつけて喋っている。
パワハラやセクハラで悩んでいる20代や30代女子から話を聞いた際、パワハラ相手やセクハラ相手があまりにも最低なので「そんなヤツは死ねば良いのに」と何気に言ったら、相談してくれた女性が私の言葉にめちゃくちゃビックリしていた。
「こいうことは、気軽に言っちゃいけないんだな。」と今さらながら思った。
他にも「あの人は頭が悪いから」とか「アイツは仕事できねーから」とか「アイツ性格が死ぬほど悪いんだよ」など、普段から口の悪さのオンパレードだったので、気付かなかったけど、こんなことを普段から言ってる人ってほぼいない。
他にも「どこ出身?」など、何かを聞く際も、この言い方だと驚かれるので「どこの出身なの?」と、「なの?」を付けて質問するようにしている。
「そうだよねー。」とか「大変だったねー。」とか「そうなんだー。」とか、語尾を優しくしないと、若い女子にビックリされてしまうので、若い女子と喋る際はめちゃくちゃ気を遣う。
泉州弁は関西弁の中でも言い方がキツく、普通に喋っているだけで「こわい」とか「ヤンキー」と思われることがあり、それが日常だったので、今さら丁寧な言い方に変更できない。そして、泉州弁には敬語がないので、余計に丁寧な言い方ができない。
この歳になってようやく、私の口の利き方が一般的ではないと気付き、なんとか取り繕って若い女子と喋っている。
優しい物言いをしていると、めちゃくちゃ疲れる時があり、そんな時に、友人や元同僚と話をすると気兼ねなく口の悪さを発揮できて、とてもスッキリする。
そして、そんな私の口の悪さを受け入れてくれる友人や元同僚には感謝しかない。
そして、私のお客様でもきっと「この人は口が悪いな」と思っている人もいると思うけど、それでも私に相談してくれるのは、ありがたくて涙がちょちょぎれる。
でも、口が悪いと、その口の悪さが自分に返ってくるので、私のようにモノの言い方を知らない人になってはいけません。
最近は、かなり丁寧に喋れるようになったと思っているけど、きっと自分で思っているほど丁寧には喋れてないんだろうな。
という、口の悪い女のブルースでした。
