前の会社を辞めてから、なぜだか急に仲良くなった同僚女子がいて、二人で飲みに行った際に「秋山さんの良い所は誰に対しても態度を変えない所、秋山さんの悪い所は誰に対しても態度を変えない所」と言われた。
この言葉を言われた時「名言だな」と感心してしまった。
私の友人曰く「誰に対しても同じ態度で接するのは良い所でもあるけど、態度を変えたほうが物事がスムーズに行く場合もあるので、態度を変えないのは悪い所でもある。」とのこと。
「男なんて持ち上げたほうが扱いやすいんだから、どんなバカな男やバカな女にも、とりあえず可愛く「うんうん」と頷いておけば、いざという時に助けてもらえるんだから、全員に豪速球投げるのは良くないよ。」とも言われた。
友人から見れば、男性に対して真っ向勝負を挑むし、扱いづらい女性に対してもどストレートの発言をするので、見ているとハラハラする時があるらしい。
なんだか話を聞いていると私が空気をまったく読めない「バカ女」のように聞こえるけど、私もそこそこ空気を読んでますから。
私的には誰に対しても態度を変えていない訳でもなく、「こいつダメだな」「こいつ頭悪いな」と思う人や「こいつ態度悪いな」「こいつ性格最悪だな」と思う人に対しては、態度を変えないところはある。
仕事ができないのにできる風を装っている人は嫌いだし、人に上から目線で話す人も大嫌い。要するに、自分の力量を自分で見極められていない人が嫌いなのだ。
自分のことを「偉い」とか「すごい」と勘違いしている人には、いわゆる「お愛想」を振りまかない。勿体無いから。
逆に、自分の力量を見極められている人には、丁寧に接してますよ。だから、そこそこ仕事上で信頼されていたんだと思うけど。
でも、この私の友人は、確かに人によって態度を変えるんだけど、そつがないから嫌味がないし、だからこそ、人から嫌われていないのがすごいと思う。人から悪口を言われるのを聞いたことがない。
私なんて「秋山、死ね!」と思っている人がたくさんいたし、悪口なんてそれこそ死ぬほど言われている。私が忖度しなかった人には死ぬほど嫌われてたもんね。
私の場合、私のことを「死ぬほど嫌い」か「めちゃくちゃ好き」か「全然興味なし」に分かれるけど、私の友人の場合、友人のことを「害がない人」程度の認識で接してくる人が多いそう。
だから、私のほうが周りからの風当たりが強く、会社内での人間関係は一部大変で、友人のほうは会社内での人間関係はそれなりに円滑だった。
だけど、私のほうがストレスが少なく、私の友人のほうがストレスが多大だった。
なぜなら、私は自分の言いたいことの7割〜8割は周りに言えてたけど、私の友人は自分の言いたいことの1割ぐらいしか周りに言えていなかったから。
どちらが良いのかは、人による。
やはり、性格によっても向き不向きがあるから、一概にどっちが良いのかはわからない。
でも決して、私のように人によって態度を変えない生き方はお勧めしない。これはこれでかなり大変だから。
でも、私的には結構人に対して忖度していたんだけど、周りから見ると忖度してないように見えてたんだなと思った。
たまに女友達が私について色々と忠告してくれるので大変助かっている。辛口な女友達はいるに越したことはないですよ。