「料金が相場より高いと思うので料金を負けてください」とか「前はもっと安い価格だったので、当時の価格でお願いします」など、お客様から料金を値切られた経験がある人は結構います。
私のお客様でも料金を後払いにしていたら、支払う前に値切られたお客様もいますし、価格を決めずに「お気持ち」設定にしていたら、支払わない人が出てきたお客様もいます。
お客様から値切られた場合、値切った理由にあなたが納得できないなら「断る」以外の選択肢はありません。
私は料金を値切ってくる人は、商品の内容に値段ほどの価値を感じていないから値切ってくると考えています。そのため、値切ってくる人にお客様になってもらうことは一切考えていません。
誰でもいいからお客様になって欲しい訳でもないため、値切ってきた人のことは「この人とは合わなかった」と考え、他のお客様との出会いを大切にしています。
そして、あなたが値切られないために、
- 料金は必ず先払いにする
- 価格を必ず決める
この2点を守ってください。
1. 料金は必ず先払いにする
対面で商売をする場合でも、先にお金を銀行に振り込んでもらってから、商品やサービスを提供してください。
料金後払いにしていると値切ってくる人もいますし、最悪の場合、払わない人もいます。
関連記事→ 個人事業主となりお客様から料金を支払ってもらう場合、前払いと後払いどちらのほうがいいですか?
占い師さんがイベントなどに出展する場合でも、サービス提供前に現金で支払ってもらいましょう。
私もタロット占い師としてイベントに参加した際は、現金前払いにしていましたし、延長の際も延長する前に延長料を払ってもらいました。
2. 価格を必ず決める
たまに価格設定を曖昧にしているお客様もいますが、曖昧な価格にしているほど値切られます。
絶対に「お気持ちで結構です」と言うのはやめましょう。「お気持ち=払わなくてもOK」と思い込む人が出てきます。
お客様に実力を知ってもらうために無料で商品やサービスを提供するのはいいのですが、その後もズルズルと無料で提供したり、格安の料金で提供してしまう人もいます。
正規料金を取れないことで、商売を続けることが辛くなる人もいるため、初回は無料でも、次からは正規料金を払ってもらいましょう。
価格設定で悩むお客様は多いですが、私自身も価格設定に悩むので、気持ちはめちゃくちゃ分かります。
料金は一度設定したら変更できない訳ではありません。そのため、料金を設定した後で「やっぱり下げたほうがいいかも」とあなたが思えば、後からいくらでも料金を変更すればいいのです。やってダメなら元に戻せばいいだけです。
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私もお客様から値切られないように、今後も全力でお客様の役に立つ「お値段以上の個別相談」を目指し続けます。
料金設定に悩んでいるなら、いつでも私に相談してください。一緒にあなたの商品やサービスの料金を考えますよ。