多くの男性を見ていて、前から不思議に思っていたことがある。「モノを投げる男性が多い」ということ。
- 会計で店員にお金を渡す際、お札や小銭をトレーに投げる
- お店で商品を手に取った際、戻す時に投げて戻す
投げている男性を見ていると「モノを投げている」意識はまったくなさそう。投げている男性からすると「投げる=渡す」「投げる=置く」といった感じ。
特に、お店の店員さんに対して「モノを投げている」人が多い。コンビニや飲食店などで、トレーにお金を投げている男性を見かけたことがある人も多いのではないだろうか。
こういう男性の特徴としては、「店員に偉そうな態度で接する」だ。
- 何を聞かれても無言で返事をしない、無愛想でしかめっ面
- やたらと店員に文句を言っている
この2パターンが多い。
その上、人としての余裕が感じられず、イライラしている人も多い。
モノを投げる男性は、店員のことを人として意識したことがないと思う。「店員=自分と同じ人間」ではなく、「店員=店員」であって、自分と同じ人としての感情を持っていると考えていない。
店員にやたらと文句を言う男性やお金を投げて渡す男性を見ると「この人は、相手の気持ちを考えられない人なんだな」と思える。
そんな人は、誰にも相手にされず悲惨で惨めな人生を送っているんだろうと想像できる。
男性がモノを投げている姿を見ると、逆に「かわいそうな人」に見えてくる。
相手の気持ちが考えられいため、結婚していても家族への態度も良くないし、会社でも嫌われている。自分のことしか考えていないから、家族や同僚からも冷たくされているのだろう。
自分のことしか考えていないように見えて、実は自分のことさえも考えられていない。
想像力を少し働かせれば、人への態度が悪いと、人からも態度を悪くされることが容易に想像できるはずだけど、それさえもわかっていない。ますます自分の立場を悪くしているだけだ。
という風に、モノを投げるという行為だけで、私のような人に色々と想像されてしまう。
かわいそうな人と思われないために、モノを投げるのはやめましょう。ちゃんと相手に「ありがとう」と言って、丁寧に渡してあげてほしい。それだけで、あなたの人生が変わってきますよ。