ブログ記事内の「これ」「それ」「あれ」って一体どれ?

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ブログ記事を書く場合「これ」「それ」「あれ」や「この」「その」「あの」と書き、文章を省略して書く人が多いのですが、「『これは』の『これ』って一体どれ?」と、記事を読んでもどこを指し示しているのかが分かりません。

実は、書いている本人さえも、どこを指して「これ」「それ」「あれ」や「この」「その」「あの」と書いているのかをわかっていません。

書いている人は「わかっているつもり」で書いていますが、「これって何を指してます?どういう内容なんですか?」と、私が質問すると「自分で読んでもわかりません」と答える人が大半を占めます。

あなたが読んでわからないなら、あなた以外の人がわかるはずもありません。

普段の会話で「これ」「それ」「あれ」や「この」「その」「あの」をよく使っているため、「説明しなくても通じるだろう」と誰もが思いがちです。

家族や親しい友達との会話では「これ」「それ」「あれ」で通じますが、親しくない人に伝える場合や生徒さんに教える場合、「これ」「それ」「あれ」や「この」「その」「あの」は、会話の中でも通じていません。「この人は説明が下手な人なんだな」と人から思われています。

会話の中では、後から言葉で補足できますが、文章内で「これ」「それ」「あれ」や「この」「その」「あの」を使った場合、補足できません。

特にブログ記事は、書いてある内容を読者が読んだら終わりです。そのため、読者が記事を読んでいる途中でわからない箇所があっても、書き手がその場で補足することはできません。

良くも悪くもブログ記事は一発勝負なのです。

一発勝負だからこそ、指示語の「これ」「それ」「あれ」や連体詞の「この」「その」「あの」は、なるべく使わず、「それ」で省力せずに、「それ」が指し示す内容を文章で書いてください。

私も自分の過去記事を読み返すと「それ」「その」を使っている箇所があるため、見つけるたびに文章を書き足しています。

あなたのブログ記事も読み返せば「これ」「それ」「あれ」や「この」「その」「あの」を使いまくっているはずです。

「これ」「それ」「あれ」や「この」「その」「あの」を使わずに文章で書いてください。きっと今の記事よりも、読みやすい記事になります。

ただ、自分で読んでも「これ」「それ」「あれ」や「この」「その」「あの」は見過ごしてしまいがちです。

私は「これ」「それ」「あれ」や「この」「その」「あの」を見つけるのが得意なので、読みやすい記事やわかりやすい記事にしたいなら、いつでも相談してください。あなたのブログ記事を添削しますよ。