「この女性はあざといな」と思う女性をたまに見かける。
あざといとは、「抜け目ない」「ずる賢い」といったネガティブな意味なんだけど、現代では計算して可愛く振る舞い、相手の気を引くのが上手な人(特に女性)を指すことが多いそう。
私の前の会社でも「あざとい女」がいた。
男性にだけあざとい訳じゃなくて、男女問わずにあざとい感じ。
それも、「この人によくしておいたほうが、後々お得なことがありそう」と思う人に対してだけ、あざとさを発揮している。
私が会社を辞める際も「秋山さ〜ん!」と擦り寄ってきて、「秋山さんが会社を辞めるなんて残念です。私もこの先、すっごく不安なんです!」と言われたけど、「あなたなら大丈夫よ」と言っておいた。
だって、その「あざとい女」の周りには、あざとい女子が大好きな男がわんさかいたから。
その「あざとい女」が、「私、会社辞めます!」と言った時には、ハイクラスの男性たちがこぞって退職を止めたので、全然心配ないやんと思う。
女性から見れば「あんなあざとい女のどこがいいんだろう?」と思ったので、私の元彼(サイコパス)と付き合っていた時に聞いてみた。
「あの子が『あざとい』なんて、みんな知ってるよ!バカじゃないんだから。中にはバカな男もいるけど、別にどうでもいいじゃん、可愛いんだから。」とのことだった。
「可愛けりゃあ、大概なんでも許されるということなのか」と納得。
やはり女は、どんなにあざとかろうが、可愛いほうが断然お得なのだ。
「あざとい女」を観察していると、鼻にかかった声だったり、ボディータッチの多さだったり、すぐに男性に頼ったりと、「うまいな」と感心することがある。
可愛げのない女よりは、可愛げのある女のほうが、そりゃモテるよね。
男性にも「あざとい男」がいるけど、私的にはあざとい男は嫌い。
なぜなら、男のあざとさは紙一重で、「自分にとって脅威になりそうな人」になると、突如として態度を翻すことがあるから。
私はこれ、男性からやられたことがある。
元々「この人、ちょっと変だな。多分、この先私と揉めるかも。」と思ったので、なるべく距離を取るようにしていたんだけど、やはりある日突然態度を変えたので「やっぱりな」と思った。
女のあざとさは「武器」だが、男のあざとさは「凶器」だ。
女性のあざとさは、主に「自分をより魅力的に見せ、利益(好意や助け)を得るため」に使われる。
男性側も「あざとい(作っている)」と分かった上で、その可愛さという恩恵を受けている。いわば、お互い合意の上での「エンタメ」に近い側面があるから、周囲を直接傷つけることは(不快感を除けば)ない。
一方で、「男のあざとさ」は、より「生存戦略や権力闘争」に近い匂いがする。
さっきまで「あざとく」人懐っこく接していたのに、自分のポジションを脅かすと判断した瞬間、その計算高さを「攻撃」に転換する。相手を油断させておいて背後から刺すような振る舞いになるため、単なる可愛げではなく、人を傷つける「凶器」に変わることもある。
「あざとさ」1つをとっても、男女で差が出ますな。
私は断然、男女ともに「あざとくない人」が好き。
私の周りの友人たちは、男女ともにあざとさのかけらもないけど、私からするとそこが可愛いと思う。
という変態気質な秋山でした。
