「ブログ記事冒頭に挨拶と名前を必ず書けと、起業塾の先生から指導されました。私に興味を持ってもらえるようにするためだと言われました。」と、女性のお客様から相談されました。
この書き方を教えられてる人は多いですが、気の毒でなりません。
読者があなたに興味を持つ順番が、間違っています。
読者があなたに興味を持つのは、あなたのブログ記事を読んだ後です。
読者がブログ記事を読んで面白いと感じる
↓
ブログ記事を書いた人に興味を持つ
↓
どんな人が書いたのか名前とプロフィールが知りたくなる
最初に名前を名乗ったところで、誰もあなたに興味は持ちません。なぜなら、まだ読んでもいない記事からは、誰が書いたのかの興味は湧かないからです。
なぜだか、勘違いした人が「挨拶と名前をブログ記事冒頭に必ず書かないと、あなたに興味を持ってもらえません。」と教えています。
あなたの名前を見て、誰が興味を持つのでしょうか。誰も興味を持ちません。
あなたの名前が余程変わった名前なら興味を持つかもしれませんが、「変わった名前だな」と思われるぐらいです。
私は一時期、実験的にブログ記事の最後に「この記事を書いた人」として、私の名前を載せてプロフィールにリンクさせていましたが、プロフィールが驚くほど読まれました。
ということは、記事を最後まで読んだ人が私に興味を持ち、わざわざ私の名前をクリックしてプロフィールを読んでいるということです。
まさに、
ブログ記事を読む → ブログを書いた人に興味を持つ
の流れです。
冒頭に名前を書いても、誰もあなたに興味を持たないので、ブログ記事の冒頭に挨拶と名前を書く必要はありません。
それよりもブログ記事タイトルに合った記事内容をブログ記事の冒頭から書きましょう。
読者が読んだ記事に興味を持つほうが、断然あなたにも興味を持ってもらえます。
間違ったことを教えられている人は、挨拶と名前をブログ記事冒頭に書くのはやめてください。アクセス数が上がるかもしれませんよ。お試しあれ。