人の考えや行動が変わるのは大きな損失が出る時だけ

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年に数回あるかないかの繁忙期がやってきた。メディカルイラストの作成とWebコーディングの依頼が同時にやってきて、私がもう一人欲しいなと思う今日この頃。やっと終わりが見えてきた。

ということで、最近ブログの更新が滞っている。

そんな中、職場での人間関係の悩みを相談されることが増えた。

  • 上司にもっとしっかりして欲しい
  • 部下にもっとしっかりして欲しい

どちらも自分でもっと考えてから行動して欲しいという感じ。

悩みを聞いていると深刻なんだけど、どちらにも共通しているのが「私が口やかましく言い続ければ、いつかは変わってくれるはず。」と思っていること。

私の経験から言うと30歳過ぎた人の考えや行動を変えることは無理。人が変わるのは、自分の考えや行動によって、自分に大きな損失が出る時だけ。

変わって欲しい人の年齢はどちらも40歳以上。人に口やかましく言われたくらいじゃ、3回死んでも考えや行動は変わらない年頃。

私に悩みを相談してきた人だって、絶対に自分の考え方を変えないから、わかりそうなものなのに、自分以外の人は変わるといまだに信じているのが不思議。

40歳を超えた人の考えや行動を変えることができると思っている時点で、かなり思い上がっている。

その人たちが「私は変わりたいんです!」と言っているならまだしも、話を聞いているとどちらも「私のどこが悪いんですか?」という感じなので、変わる必要があると本人が思っていない。

人は損失を回避しようとする。得するよりも損したくないのが人の心理。だから、「このままだと大損するよ」と思わせることができれば、人の考えや行動が変わることもある。

ただ、改心させることは無理だと思う。

悔い改め心を入れ替えるのは、死に直面するような経験か余程ショックな出来事がない限りは無理だろう。それでも変わらない人は変わらないしね。

自分で認識して意識しない限りは、他人からとやかく言われたくらいでは変わらないのが大人です。

他人のことで何ヶ月も悩むのは時間の無駄なので、なるべく関わらないようにするしかない。私はいつもそうしています。

職場での人間関係で悩んでいるなら個人事業主になれば、ほとんどの問題は解決する。ただし、サラリーマンのように月々決まったお金は入ってこないので、その点はお忘れなく。