誰も興味がないかもしれないけど、以前お客様から、私のブログ記事とメール相談の文章の書き分けについて質問されたことがあるので、興味ある人もいるのかもと思い、書くことにした。
私のブログ記事を読んでいると、曖昧な文章が少なく、言い切っている文章が多いということに気付いた人は凄いです。
実は、私のブログ記事は「〜だと思います。」「〜してみてください。」「〜ではないでしょうか?」などの曖昧な表現は避け、「〜です。」「〜してください。」など、言い切りで書くように意識している。
なぜ曖昧な表現を避けているのかといえば、相談業やコンサルタント業は、お客様から答えを求められる職業なので、「ではないしょうか?」「と思います。」と書けば、「この人って実際は何もわかってないんじゃないか」と、記事を読んだ人から不審がられるため曖昧な表現は使っていない。
とにかく、断定する文章を書くように常日頃から意識している。
一方で、個別相談後のメール相談では、言い切りの文章は極力書かないようにしている。
例えば、私がお客様の記事を再構成したデータをメールで送る際も「もし、良ければ参考にしてください。そのまま使っていただいても大丈夫ですし、使わなくても問題ありません。」と書くし、私の記事から参考になりそうな記事のURLを送る際も、「もし、お時間があればお読みください。」「もし良ければ参考にしてください。」と書いている。
要は、お客様の意思を尊重したいから、なるべく強要はせず、個人の自由意志に委ねられるように、あくまでも私の提案として文章を書いている。
ブログから集客する際、自信なさげな文章だとお客様から信用を得ることはとっても難しい。そのため、断定する文章や言い切りの文章を多用し、信用を得られるようにしている。
メール相談はあくまでも相談なので、「やったほうがいいですか?」とお客様から質問された場合、「私はやったほうがいいと思うけど、決めるのはあくまでお客様の自由ですよ」というスタンスを取っている。
なぜやったほうがいいのかの説明も、私はもちろん書いて説明してるけど、強要されていると勘違いする人も稀にいるので、書き方にはかなり気を付けている。
それに私が強要したところで、本人がやりたくないなら絶対にやらないから、やるかやらないかは個人の自由に任せている。
私もタロット占い師の集客で、ブログ集客を教えてもらった占いの先生から「秋山さん、この記事は絶対に削除してください!」と言われた際、「先生、この記事は絶対に需要あるから残したいんです」と、懇願して消さなかった記事がバズり、そこから依頼が入り、いまだにその記事から依頼が入るため、本人しかわからないこともある。
人の勘って当たりやすいんですよ。もちろん、間違っていることも多々あるけど。
ということで、ブログ記事は断定で書き、メール相談は提案として書いている。
私の文章の書き方の違いに気付いた人は、秋山マニアです。素晴らしい。
コンサルタントなどの職業は断定のほうがいいけど、占い師やカウンセラーなどの職業は、断定しないほうがいいので、職業によって文章の書き方には違いが出てくる。なので、安易に真似しないでね。どんな書き方をすればいいのかわからない場合は、いつでも相談してね。