「好きなことで起業したい」「自分の技術で人の役に立ちたい」などの理想を抱いて起業する人は少なくありません。
ですが、現実は甘くはなく、起業してもお客様が安定的に入り続けることは、ほぼありません。
私の場合も、お客様がたくさん入る月もあれば、入らない月もあります。「今月はすごくお客様が入ったから、来月以降も入るかも!」と、その時は期待しますが、予想はほとんど当たりません。
お客様が入る月と入らない月があるため、個人事業主の収入は安定しにくいのです。
収入が安定しない理由と起業しても継続できない理由はいくつか考えられます。
収入が安定しない理由
お客様には予算や都合があり、タイミングが合わないこともあります。季節や時期による変動もあります。
今はどの商売でも競合が多く、競合が新しいサービスを始めたり価格を下げたりすると、お客様がそちらに流れることもあります。
また、ブログやSNSでの発信が滞っていると、お客様の流れが止まります。
特に注意すべき時期は「忙しい時」です。
目の前の仕事に追われて発信をサボると、数ヶ月後にパタリと予約が止まる「タイムラグ」が発生することもあるのです。忙しい時ほど、次の種まきを忘れてはいけません。
実際によくあるのが、3ヶ月連続でお客様がゼロだったのに、急に複数の問い合わせが来るパターン。または、紹介で一時的に忙しくなるが、その波が終わると元の静けさに戻るパターンです。
どのパターンも「次も続く」と期待してしまいますが、現実はそう甘くありません。
私の場合も時期によってかなり集客に差があります。子供さんが長期で休む時期やゴールデンウィークなどは、集客がガタッと落ちたりします。
「リスク分散」という生存戦略
集客に波があるのは、商売として当たり前のことです。だからこそ、私は「相談業」1本に絞っていません。
- 個別相談などのコンサル業務
- 企業のITサポートやデザイン制作
- 専門性の高いメディカルイラストの仕事
複数の仕事の依頼を受けています。もし個別相談が少ない月でも、企業のITサポートの継続案件があることで、収入の土台が支えられます。
長く商売を続けたい場合「一つの仕事だけで生活しなければならない」という思い込みを捨てることも大事です。
複数の収入源(スキル)を組み合わせることが、個人事業主として精神的にも経済的にも生き残るための「生存戦略」になります。
本当は相談業1本でやりたいですけどね。
起業しても継続できない理由
起業しても継続することが難しくなる理由ですが、
- 競合の多さ
- 起業に対する知識不足
- 継続力の問題
この3つが考えられます。
1. 競合の多さ
以前から記事に書いていますが、今はどの商売でも競合が多いです。有名な人や地域限定のお店なら、1つの仕事だけで成り立つ場合もありますが、それでもやはり集客には波があります。
あなただからこそお客様から選ばれる理由をあなた自身で見つけなければ、競合に負け、起業してもすぐに廃業することになります。
2. 起業に対する知識不足
多くのコンサルタントは起業について夢のような話ばかりをしますが、現実にはお伽話のようなことは起きません。ほとんどの人が起業しても集客ができず、稼げずに廃業しています。
起業に対する知識力の無さを起業塾や起業コンサルタントに突かれてしまい、大金を巻き上げられ、集客方法を一切教えてもらえず、私に相談してくれるお客様も多いです。
サラリーマンしかやったことがない人が、いきなり起業しても稼げないのは当たり前で、お客様への対応もわかっていないですし、どうやって集客するのか、どうやって稼ぐのかもわかっていません。
3. 継続力の問題
起業してすぐは、やる気は誰にでもありますが、結果が出ない期間を乗り越える継続力がありません。
継続力がなければ、途中で挫折するのは目に見えています。お客様が入り続けることもあれば、お客様が入らないことが続くこともある、という現実を受け入れる覚悟も必要です。
という現実を知ってから、起業して個人事業主になったほうがいいです。
起業して個人事業主となり、個人事業主だけで生活できるようになりたい人は多いですが、ほとんどの人がそれだけでは生活できません。
夢のない話を書きましたが、「起業すれば簡単に稼げる」と考えている人がまだまだ多いので、現実を書いてみました。
それでも「やっぱり起業して個人事業主になりたい」という人は、いつでも相談してください。
あなたの強みや、需要がありそうなお客様の悩みを一緒に整理しながら、「あなたが選ばれる理由」を私と一緒に見つけましょう。
- 起業すれば収入は安定しないと理解する
- 起業するなら現実を知ってからにする
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