「ブログ記事の見出しとタイトルって何が違うんでしょうか?」と、お客様から質問されました。
基本的に、ブログ記事にタイトルは1つだけで、見出しは複数入れることができます。
タイトル
タイトルとは「題名」のことで、記事タイトルは記事の題名です。要は、名前ですね。
絵画を想像するとわかるのですが、1つの絵画には1つの題名が付けられます。1人の人間に1つ名前を付けるような感じです。
ブログ記事で重要なのはタイトルです。
タイトルの付け方によって、記事が読まれるのか読まれないのかが決まりますし、記事に何が書いてあるのかも記事タイトルを見ればわかるように付けます。
見出し
見出しとは、本文の段落ごとや文章での区切りのいい箇所ごとに「何について書かれているのか」を示すために付けます。
見出しは6種類あります。そして階層構造になっています。
- h1(見出し1)
- h2(見出し2)
- h3(見出し3)
- h4(見出し4)
- h5(見出し5)
- h6(見出し6)
hはheadlineの略で、headlineの意味は見出しです。
見出しは「h1」〜「h6」までを順番で付けていくのですが、「h1」は記事タイトルとなるため、記事の本文中では「h1」は使わず、「h2」〜「h6」までを順番に使います。
「h2」の下層の見出しは「h3」で、「h3」の下層の見出しは「h4」です。
「h2」の下層に「h2」を入れてはいけませんし、「h4」の下層に「h2」を入れてはいけません。
見出しは「h2」〜「h6」を階層に従って付けないとSEO的に良くないとも言われています。
h1とタイトルについて
基本的に、「h1(見出し1)」は「タイトル」と同じになります。
例えば、ワードプレスやはてなブログで記事を書く場合、記事のタイトル欄にタイトルを入力すると自動的に「h1」が、記事の「タイトル」になります。
ワードプレスとはてなブログでは、タイトルとh1の内容を変えることもできます。
ワードプレスとはてなブログには、「検索エンジン向けタイトル」を入力する欄があるため、検索エンジン向けの欄にタイトルを入力すると、記事に付けたタイトル(h1)と違うタイトルにすることも可能です。
この見出しが意外と曲者で、ブログサービスによって多少内容が違ってきます。
アメブロの見出し
アメブロでは記事のタイトル入力欄にタイトルを入力すると、「h1」とはならず「h2」となり、「h2」が記事の「タイトル」になります。
アメブロの記事には「h1」がなく、タイトルを入力すると「h2」となりますが、記事内の大見出しを選択しても、タイトルと同じ「h2=大見出し」となります。
タイトルも「h2」で、記事内の大見出しも「h2」になる訳です。
そして、アメブロでは「h2=大見出し」、「h3=中見出し」、「h4=小見出し」までがあり、h5とh6はないため、h5とh6を入れたい場合は「HTML編集」画面で自分でソースコードを書く必要があります。
はてなブログの見出し
はてなブログでは記事のタイトル入力欄にタイトルを入力すると「h1」となり、「h1」が記事の「タイトル」になるのですが、なぜだか見出しの「h2」が存在しません。
記事内に見出しを付ける場合は、「h3=大見出し」、「h4=中見出し」、「h5=小見出し」となり、「h3」からの見出ししか付けられません。
h2とh6はないので、h2とh6を入れたい場合は「HTML編集」画面で自分でソースコードを書く必要があります。
覚えておいて欲しいことは、記事の編集画面でタイトル欄を入力すると、基本的に「タイトル=h1」が確定し、記事内に見出しを付ける場合は「h2」から順番に、階層に従って付けることです。
見出しは階層にもなっていて結構ややこしいため、私的にはブログ記事に見出しを入れることをあまりお勧めしていません。
関連記事→ ブログ記事には見出しを入れたほうがいいですか?
見出しを入れるなら記事内に正しく入れるようにしましょう。
関連記事→ ブログ記事での見出しと本文の違いは何ですか?
基本的には、タイトルと本文のみでも問題はありません。それよりも読まれる記事を書けるようになりましょう。