わかりにくい文章には「誰が」「誰に」「何を」「する」が書かれていない

最終更新日:

お客様のブログ記事や文章を読んでいると「誰が」「誰に」「何を」「するorした」が、書かれていないことが多々あります。そのため、読んでいても「何のことを言っているのか」がまったくわかりません。

文章は書く時は、【誰が】【誰に】【何を】【するorした】を意識しながら書かないと、内容が読み手には伝わりません。

私が文章にツッコミを入れながら足りない言葉を入れていきます。

  1. 渡します。 
    誰が渡すの?
  2. 私が渡します。 
    何を渡すの?
  3. 私がこれを渡します。 
    「 これ」って何?
  4. 私が手紙を渡します。 
    誰に渡すの?
  5. 私が彼に手紙を渡します。 
    どんな手紙?
  6. 私が彼に自分の気持ちを書いた手紙を渡します。 
    ↑ なるほど!ラブレターね

「私が彼に自分の気持ちを書いた手紙を渡します。」まで書き切っていると、前後の文章を読んで「ラブレター」を渡したことが理解できます。

ですが、ここまで書いている人はほぼいません。よく書けている人でも「私が手紙を渡します。」ぐらいまでしか書いていません。【誰に】【どんな】が抜けています。

一番難しいのが【どんな】を文章に書くことです。【どんな】モノなのかを説明できない人が大多数です。

【どんな】の部分を書かないと、結局は、あなたの伝えたいことが伝わりません。もし、読んでくれる人がいても「何を書いているのかわからなかった」と思われて終わりです。

せっかく文章を書いたにも関わらず理解されずに終わるより、少しでも「なるほど、そうだったのか!」と思ってもらえる文章を書いた方が「書き甲斐」があります。

あなたが書いた文章を人に読んでもらいたいなら、【誰が】【誰に】【どんな】【何を】【するorした】まで書いてください。それらを書くだけで「わかりやすい!」と、人から思ってもらえる文章になりますよ。