人は考える時間が長いほど悩む時間が増え、自分の決めたことを後悔し出す

起業塾や起業コンサルタントに申し込む際、「この場で申し込みを決めないと料金が上がります」とか「今申し込んでもらわないと次の募集はいつになるかわからないですよ」と、申し込みを急かされます。

なぜ、申し込みを急かすのかと言えば、人に考える時間を与えると人は悩み出すからです。結果として、自分の決めたことに後悔し、申し込みをやめる人が増えます。

起業塾や起業コンサルタントのやり方はある意味正解で、人に考える時間を与えると、不安なことばかりを考え悩むようになります。

まずは、自分の決めたこと(過去)に対する不安で悩みます。

「私の決断は間違っていたのかも」「そもそも申し込もうと思うなんてどうかしている」と、過去の出来事に対して不安になります。

次に、自分の行うこと(未来)に対する不安で悩みます。

「私の実力ではやっぱり無理かも」「人に知られたらどうしよう」と、未来の出来事に対しても不安になります。

人に考える時間を与えてしまうと、悩む時間が増え、悩む時間が増えると取り消せない過去に悩み、まだ起きていない未来に悩みます。

悩んでいる時間、人の思考は止まってしまい、結果として頭も手も動かせなくなるのです。

悩むことは決して悪いことではありませんが、取り消せない過去を悔いても、まだ起きていない未来を憂いても、多くの場合は「時間の無駄」です。

起きてしまったことはどうしようもありませんし、起きていないことを心配してもどうしようもありません。

それなら、思い立ったが吉日(何かを始めようと思ったときは、すぐに実行に移したほうが良い)で、すぐに行動に移したほうが良い結果になります。

悩み抜いて出した結論よりも、直感で決めたことのほうが案外うまくいく場合が多いのです。

あくまでも「自分で決めたこと」なら、すぐに行動したほうが良いというだけです。

起業塾や起業コンサルタントなどの外部の圧力で、仕方なく決めさせられたことは、思い立ったが吉日にはなりません。

私の個別相談に申し込んでくれるお客様も、申し込む際はとても悩んでいると思いますが、「どうにでもなれ!」と、清水の舞台から飛び降りるつもりで、個別相談に申し込む人もいます。

申し込んだ結果、「申し込んで良かったです!」と、喜んでくれるお客様が大多数です。

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あなた自身の決断を信じてください。そのほうが、悩む時間が減り、あなたの時間を無駄にせずに済みますよ。