製品カタログやプレゼン資料、ブログ記事でもそうですが、文章をわかりやすくしたいなら、文章を増やすことを考えずに、減らすことを考えてください。
多くの人は「この文章わかりにくい」と思ったら、文章を増やすことを考えます。文章を増やしすぎると、文字数が増えるため読む人の集中力が持続しません。
プレゼン資料のすべてのページに、細かい説明文を書く人もいますが、説明書きが多いプレゼンを行っても、誰も細部まで読まないですし、聞いてもいません。
説明が長いとどうしても集中力が散漫になります。結果的に「あの人って何の説明してたの?」と、他の人に聞くハメになるため、プレゼンの意味がありません。
長い文章の場合は「削っても意味が通じる箇所」を見つけ出します。
最初は長い文章を書いても問題ありません。書いた後で削れば良いからです。長い文章の場合、説明が重なっている箇所が必ずあるので、そこを見つけ出し削ります。
箇条書きにできる箇所があれば、箇条書きに変更し簡潔にします。
文章を削り、箇条書きにするだけで、かなりわかりやすい文章になります。
長い文章を書いても、読者は全部を覚えてくれません。小説の内容を事細かく覚えている人はいませんが、メーカーの広告などの短いコピーを覚えている人は多いです。
短くてわかりやすい文章ほど、内容が頭の中に残ります。文章のどこを削ればわかりやすく伝わりやすくなるのかを考えてみてください。
あなた一人ではどこを削ればいいのかがわからない場合は、いつでも相談してください。長年、人が書いた文章を添削してきた私が削る箇所を教えます。