Xを何となく見ていたら、田房永子さんのツイートが出てきた。
以前、「風俗に行く男の理由」という記事を書いたことがあり、この記事を書くキッカケになったのが、田房さんの書籍「男しか行けない場所に女が行ってきました」だ。
俳優の火野正平さんが、2024年11月14日に逝去された。亡くなられた火野正平さんについて、田房さんが書いたコラムがXでポストされ、9年の時を経て、再掲載されている。
私は昔から佐藤浩一さんのファンなので「ザ・ハングマン」というテレビドラマをよく観ていたけど、そのドラマにエジソン役で出演したいたのが火野正平さん。
火野正平さんの役は、プレイボーイを地で行く役で、役なのか本人のままなのか、よくわからない設定になっていて、女性とのベッドシーンなんかもあったなー。懐かしい。
田房さんのnoteの記事を読んでいると、火野正平さんは、とっても懐が深い人だったんだと思う。
火野正平さんの良さは、大人になってからわかる女性が多いと思うけど、私も大人になってから「火野正平さんみたいな人が身近にいれば、私なんてきっとコロっと惚れちゃうなー」と何度か思ったことがある。
どんな体型やどんな容姿、どんなに歳を取った女性であっても、火野正平さんなら、きっと女性の良いところを見つけてくれて、受け入れてくれるに違いないと思わせてくれる包容力を感じる。
まさに「どんな女性であっても、無条件で受け入れてくれそうな男性」に見えてしまうのが、火野正平さんのすごいところだと思う。
多くの男性は、女性の容姿や体型、年齢にケチをつけてくる人が多い。
要は、多くの男性が女性に与えてくれるのは、条件付きの愛情なのだ。
- 美人や可愛い人なら可
- 痩せている女性・胸がでかい女性・ケツがでかい女性なら可
- 20歳以上35歳以下なら可
だいたいの男性が女性に求める条件は上記のような感じが多く、条件をクリアするのは大変だし難しい場合もある。
でも、火野正平さんは「女性にはそれぞれ良いところがあるんだから、良いところは俺が見つけるし、俺は好きだよ。」と言ってくれそうな感じがするのだ。
まさに無条件の愛なのだ。
火野正平さんから感じる愛情は、親が子に注ぐ無償の愛に近いものを感じる。人類愛みたいなものかな?
「そのままの私を受け入れてくれている」と感じさせてくれる人って、マジでいない。
人は自分のことを無条件で受け入れてくる人を求めているんだけど、そんな人がいないから、条件付きの愛情を求めて変な恋愛しちゃうんだよね。
恋愛だけの話ではなくて、自分以外の人から無条件で自分を受け入れてくる人を求めているけど、これがマジでいないんだよ。
もし出会えたらラッキーであって、火野正平さんの場合、無条件で女性を受け入れるから、女性と別れた後でも、悪い話が全然出てこないんだろうと思う。
親であっても子供に条件を付けてくる場合もあるので、条件なしの愛情って貴重だわ。
無条件の愛情を感じさせてくれる火野正平さんが逝去されてしまい、日本には女性を無条件で愛してくれる男性がいなくなったような寂しさを感じる。
あくまで私の感想ですけど。