「読まれるパンフレットの作り方を教えてください」や「パンフレットを作ったのでアドバイスが欲しいです」と、お客様から相談されることがあります。
まず、ご自分でパンフレットを作っているのが素晴らしいです。デザイナーに丸投げして終わる人や会社が多い中、自分で良いものを作ろうと試行錯誤しているのがスゴイです。
そこで。
せっかくやる気があるなら読まれるパンフレットを作りましょうという話です。私が的確なアドバイスをします。
読まれるパンフレットを作る4つのポイント
読まれるパンフレットにするためには、以下の4つを最初に考えます。
- 何を目的としてパンフレットを作るのか
- パンフレットで伝えたいことは何か
- パンフレットを読んだ人にどうして欲しいのか
- パンフレットの流れ(構成)をどう作るか
1. 何を目的としてパンフレットを作るのか
ほとんどの人がパンフレットを作る際に、「なぜパンフレットを作る必要があるのか?」を考えていません。
作る必要がないパンフレットをわざわざ作る人もいます。そういうパンフレットは読まれません。
パンフレットを作るにも「何を目的として作るのか」を考えなければ、パンフレットを手に取って読んでもらえないのです。
例えば、
- × ただの会社案内パンフレット → 読まれずに捨てられる
- ○ 展示会でもらった人が後日問い合わせしたくなるパンフレット → 目的が明確
などです。
多くの人に知ってもらうため、リピートしてもらうため、商品に隠された秘話を知ってもらうため。作る目的を考えてみましょう。
2. パンフレットで伝えたいことは何か
パンフレットを作る際に「これだけは伝えたい」ことが何かあるはずです。もし、なければ作っても意味がありません。
パンフレットを読んでも印象に残るものが何もないなら、役割を果たせていません。それならないのと一緒です。
例えば、
- 商品の誕生秘話
- 他社との決定的な違い
- お客様の成功事例
- 創業者の想い
などです。
せめて必要な人にだけは届くように伝えたいことを考えましょう。
3. パンフレットを読んだ人にどうして欲しいのか
作ったパンフレットが誰かに読まれたとします。では、読んで終わりなのかというと、そうではありません。
パンフレットを作っているなら目的があって作っているはずです。その目的を達成するためには、「どういう行動を取って欲しいのか?」を考えます。
- 電話してほしい
- メールしてほしい
- ホームページを見てほしい
- 見学に来てほしい
- 口コミしてほしい
などなど色々とあると思いますが、読んだ後に、どういう行動を取って欲しいのかを考えてみましょう。
4. パンフレットの流れ(構成)をどう作るか
パンフレットを作る際は、思い付いたことをドンドン書き留めてください。それを繋ぎ合わせて文章にしていきます。
ある程度、文章がまとまってきたら、順番(構成)を考えます。
最初にどの文章からはじめると、次の文章も読みたくなるのか。パンフレットも流れが重要です。
文章の流れがぶつ切れだと人は途中から読まなくなります。そうならないように、次を読みたくなる文章の順番(構成)をよく考えてください。
例えば、
- 問題提起 → 解決策 → 事例 → 行動喚起
- ストーリー → 商品紹介 → メリット → 次のステップ
などです。
構成次第で、同じ内容でも読まれ方が大きく変わります。
パンフレットを作ってもなかなか読まれずに困っている場合は、いつでも相談してください。
私はDTPデザイナー(印刷系デザイナー)歴が20年以上のプロです。一緒に読まれるパンフレットを作りましょう。
あなたが作ったパンフレットを私が見て、どこを改善すれば読まれるようになるのかをアドバイスします。

