個別相談の際に、お客様の記事を読み「この文章何か変ですよね?」とお客様に聞くと、「実は私も変だと思ってました」と答えるお客様が結構います。
違和感の正体は、違和感に気付いた時点では言語化できないことがほとんどです。
私がお客様の記事を添削・再構成する場合、私が違和感の正体をお客様に伝え、私が記事を書き直していますが、お客様自身で「違和感の正体」に気付くことはすぐにはできません。
それでも「違和感に気付くこと」そして「違和感を放置しないこと」が、文章を手直しするきっかけとなり、後から読まれる記事に変身することもあります。
文章を手直しした結果、読まれる記事となり、集客にも繋がります。
私自身も、新たに記事を書いた時に「なんかしっくりこないな」と思いながら記事をアップすることがあります。
しっくりこない記事はずっと頭の片隅に残り続け、「何が変なのか」はすぐにはわからないまま、数年間放置することもあるのです。今でもしっくりこない記事はかなりの数あります。
それでも、数年後に読み返した時、「今なら言語化できる」と思える瞬間があり、書き直すと驚くほどしっくりくる文章になることもあります。
自分の書いた記事に違和感を持つ人と違和感を持たない人の違いですが、客観的視点があるかないかの違いです。
自分の書いた記事に違和感を持たない人は、記事を書いたこと自体に満足してしまい、「記事を書く= 終わり」だと考え、一度も記事を読み返したことがありません。
そして、自分の言いたいことを書くだけで満足している人です。
一方で、自分の書いた記事に違和感を持つ人は、自分以外の人が記事を読むことを何となくでも頭でわかっている人です。
「何を書いているのかわかりにくい記事だな」とか「きっとこの記事では読んでくれる人がいないだろうな」と薄っすらとはわかっているのですが、「何が悪いのか」「どこを直せば良いのか」が自分一人ではわからないため、違和感を放置しています。
あなた自身が違和感の正体に気付けないことは、決して悪いことではありません。
むしろ、違和感に気付ける感性があるからこそ、今後、読まれる記事が書ける可能性が高いのです。
集客用の記事を書くということは、あなた以外の人のための記事を書くことです。
なので、客観的視点がある(自分の書いた記事に違和感が持てる)ことは、あなた以外の人に記事を読んでもらうには必要不可欠です。
もちろん、今の時点で自分の記事に違和感を持てなくても大丈夫です。
最初は誰でも、自分以外の人から違和感を指摘されないと気付きにくいのです。
自分以外の人に記事を読んでもらい、「何が悪いのか」「どこを直せば良いのか」を教えてもらうことで、徐々に違和感が出てくるようになります。
ということで、私は多くのお客様の記事を添削・再構成し、お客様の記事の「違和感」を言語化してきました。
まずは、自分の書いた記事に「違和感」を持てるようになりましょう。
自分の書いた記事に「違和感」を持ちたい人は、いつでも私に相談してください。あなたの記事の「違和感」を指摘し、言語化しますよ。

