私はタロット占い師になる前や占い師になった直後は、勉強のために、色んな占い師さんにメール鑑定を依頼しました。
メール鑑定の文章を読んで、
- 二度と鑑定を依頼したくない鑑定文章
- また鑑定を依頼したくなる鑑定文章
と、大体が2パターンに分かれます。
二度と鑑定を依頼したくない鑑定文章
出たカード1枚1枚の解説をそのまま書いてくるタロット占い師さんがいましたが、読んでも「で、結局は、私の悩みはこの先どうなるの?」と、悩みに対しての結果がわからない鑑定文章を送ってきます。
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結局、悩みは解決しませんし、鑑定文章を読んでも結果がわからないため、光明さえも見えてきません。占って損した気持ちになります。
他には、霊感を持つ占い師さんは、やたらと上から目線の人が多く、人の性格や態度などを決めつけた文章を書いてくる人もいました。
どちらの鑑定文章も読んだ後で、嫌な気持ちになりました。
また鑑定を依頼したくなる鑑定文章
鑑定で出たカードの解説は一切なく、私が依頼した鑑定について、真摯に悩みを答えてくれる占い師さんの文章は、やはり好感が持てます。
結構辛口な鑑定結果を書いてくる占い師さんもいたのですが、内容が面白くて「良くぞここまで書いてくれた!」と、逆に好感が持てました。
どちらの占い師さんも、自分の言葉で鑑定文章を書いてくれていました。
もちろん、難しい専門用語は使っていません。すごく読みやすくて「もっと読んでいたい」とさえ思いました。
例えば、あなたの依頼者が転職に悩んでいる人なら、鑑定文章には、
「あなたの適職は営業や接客など、人とコミュニケーションを取る仕事です。
今年は時期が悪いですが、来年の4月以降に転職活動をすれば、良い職場に出会える可能性があります。
転職をせずに今の職場に残っても、いずれは今と同じ悩みを抱えることになるため、転職活動だけでもやってみることをお勧めします。
今の職場に残った場合と転職した場合の未来も占えますので、もしこの先も悩みが続く場合は、いつでも鑑定を依頼してください。」
と、わかりやすい言葉で依頼者が知りたい内容を文章として書けば、最後まで読んでもらえます。
転職で悩んでいる人は、
- どんな仕事が向いているのか
- いつ頃に転職活動をすれば上手くいきそうか
- それとも転職せず今の会社に残ったほうがいいのか
などを占い師さんから聞きたいのです。
専門用語で解説する文章や説教混じりの文章を書く必要はありません。
あなた自身もメール鑑定を依頼した際に、どんな書き方の占い師さんならリピートしたくなるのかを考えてください。他の占い師さんの鑑定文章の書き方は、めちゃくちゃ参考になります。
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鑑定文章の書き方で悩んでいる占い師さんは、ぜひ相談してください。個別相談で鑑定文章の添削や再構成もやってますよ。