読者はブログ記事タイトルを読み、タイトルに期待して記事の内容を読みます。
ブログ記事タイトルとブログ記事内容を合致させる理由は、読者の期待に応えるため、読まれる記事にするために合致させる必要があるのです。
ですが、ほとんどの人の記事は、タイトルと内容が合致していません。なぜなら、タイトルとは関係のない「余計なこと」をブログ記事に書いているからです。
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わかりやすくセミナーで例えてみます。
「DX(デジタルトランスフォーメーション)に乗り遅れないためのデジタル活用セミナー」というタイトルのセミナーに、あなたが申し込んだとします。
あなたは「これからの時代、デジタルに対応していないと乗り遅れるから、きっとデジタルを活用した何か良いアイディアを教えてくれるのだろう」と期待してセミナーに参加します。
そうすると講師が「本日の講師を勤める〇〇と申します。今日はとても良い天気ですね。こんな日は室内ではなく外に出たくなりますね。」と話し始めます。
最初は「冒頭の挨拶か」とあなたは思うでしょう。しかし、講師の今までの経歴や天気の話、講師に起こった最近の出来事、最近出かけた場所の話が延々と続きます。
60分のセミナーで40分ほど講師の個人的な話が続くと「一体いつ本題に入るんだ」と腹立たしい気持ちにあなたはなっていきます。
そして40分が過ぎたあたりから「ではここから本題に入ります」となり、急に専門用語を並び立て、早口で話し始めます。
「何を話しているのかさっぱりわからない!」とあなたが思っていると、残り10分になった頃「私はオンラインを活用した個別コンサルを受け付けていますので、ご興味のある人は、私のメルマガ、LINEに登録してください」と講師の宣伝を10分間も話し続けてセミナーは終了となりました。
結局、60分のセミナーで、40分は講師の個人的な話、10分は講師の宣伝などの余計な話で、10分間しか本題の話はなかった上に、難しい専門用語ばかりで、何も理解できないままでセミナーは終わったのです。
あなたはこの講師のセミナーに再び参加したいと思うでしょうか。
ほとんどの人が、二度と参加しないでしょう。
なぜなら、セミナーのタイトルを見て期待して申し込んだにも関わらず「講師の個人的な話」ばかりを聞かされ、「専門用語を使って短時間で説明された」上に、「講師の商品を宣伝された」からです。
これはあなたがブログでやっていることと同じです。
ブログ記事タイトルには、読者が読みたいと思える興味あるタイトルが付けられています。
ですが、記事を読むと「天気の話」「最近の自分の子供の成長の話」「パワースポットに行った話」「家の中での夫婦の会話」などが延々と書かれています。
読者が読みたいと思った内容は記事の最後に、専門用語を並び立てて少し書かれているだけです。その後は、ホームページやメルマガ、LINEなどへの誘導が長々と書かれています。
特にアメブロでブログを書いている人は、この書き方をしています。
ブログタイトルを読んで期待した読者は、あなたに裏切られた気持ちになります。そしてその人は、二度とあなたのブログを訪れることはないでしょう。
読者を記事タイトルで期待させておいて、期待を裏切ると、期待を裏切られた人は二度とあなたのブログには訪れてくれません。
せっかくタイトルに興味を持ってくれ、記事を読む気になった人の期待を裏切らないように、記事には余計なことは書かず、タイトルに合った記事を書いてください。
それだけで、記事を読む人が増える上に、滞在時間も伸び、申し込みに繋がりやすくなります。タイトルと記事内容を合致させたい人は、いつでも相談してください。