「私の設定している商品の価格ですが、高いでしょうか?」や「私のサービスの値段は安すぎるでしょうか?」と、お客様から商品やサービスの値段について意見を求められることがあります。
「高すぎる」と思うこともあれば、「安すぎる」と思うこともあるため、意見を求められた場合は正直に「高い」「安い」と言いますが、実のところ私が決めることではありません。
あなたの商品を買うか買わないかを決めるのは、私でもあなたでもなく、あなたのお客様となる人です。
実績や経験がないのに、料金がかなり高い場合は、先に実績を積んだほうがいいため、料金を下げたほうがいいですし、実績や経験があるのに、料金がかなり安い場合は、実力に見合った料金に上げたほうがいいです。
ですが、高い値段でも買ってくれるお客様がいるなら、高い値段で売ればいいのです。
高い値段で売るには、それなりの実績が必要になりますが、実績がなくても買ってくれるお客様がいるなら、商売としては成り立ちます。
要は、あなたの商品やサービスをお金を出してまで買ってくれる人がいるかどうかで、商売が成り立つかどうかが決まるのです。
値段が高くても安くても、商品を買ってくれる人がいないなら、廃業するしかありません。
たまに、講師やコンサルタント、師匠や先生などから「この値段で販売しなさい」と、販売する値段を決められている人がいます。
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よく考えて欲しいのですが、講師や師匠から値段を決められたところで、その値段で売れないなら、あなたは商売を続けることができなくなります。
商売ができなくなった際、講師や師匠に「あなたに値段を決められ、その通りの値段で販売したら売れなかったので、廃業することになりました。責任を取ってください。」と言ったところで、講師や師匠は「それはあなたの責任です。」と言い返されて終わります。
あくまでも、あなたの商品やサービスを買ってくれるのは、あなたのお客様であって、あなたの講師やコンサルタント、師匠や先生ではないと覚えておきましょう。
それに、商品やサービスの値段は、何度でも変更できるため、安い値段で売って売れないなら、値段を上げればいいだけですし、高い値段で売って売れないなら、値段を下げればいいだけです。
自分の商品やサービスに値段を付けるのは、誰にでも難しいことですが、とりあえず、あなたが考える値段を付けてみましょう。売れなければ、また値段を変えればいいだけです。
1人では商品やサービスに値段が付けられないなら、私も一緒に考えるので、いつでも相談してください。