占い師の専門分野の絞り込み方【私の実例で解説】

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今までたくさんのタロット占い師さんが私に相談してくれましたが、占いでの専門分野を決めていない人が多いです。

タロット占い師さんだけでなく、違う占術の占い師さんも専門分野がなく活動している人がたくさんいます。

専門分野を決めずにブログ記事を書くと、人の曖昧な悩みを記事に書いたり、タロットカードの意味を記事に書いたり、芸能人を占った結果を記事に書いたりして、結局はブログから集客できなくなります。

私の失敗談

私も最初、専門分野を決めずに、ブログ記事を書いていました。

人の悩みについて記事を書くことはタロット占い講座の中で学んでいたため、思いつく限りの人の悩みについて記事を書きました。

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職場の悩み、友人関係の悩み、親の介護の悩み、親子関係の悩み、兄弟姉妹関係の悩み、恋愛関係での悩みなどです。

悩んでいる人の役に立ちたい気持ちがあったため、いろいろな悩みで記事を書いていたのですが、その結果悲惨な目にあいました。

悩んでいる人というよりは、周りの人を恨んでいる人から鑑定依頼が入るようになったのです。

私の失敗の原因

【悩んでいる人】というだけでは、お客様からしても「何の悩みを解決してくれる人なのか?」ということがわからないのです。

専門分野が明確じゃないと、

  • あなたに合わないお客様が来る
  • お客様もあなたも不幸になる
  • 悪い評価をもらって占い師が嫌になる

ことになります。

もちろん、私の記事の書き方に問題があったのだと思いますが、最初だかこそ「誰でもいいので鑑定を依頼して欲しい!」気持ちが勝っていました。

鑑定した後には必ず感想をいただくのですが、散々なことが書かれていて、一時期はかなり落ち込み「占い師を辞めようかな」と考えていました。

そこで、占いの先生に相談したところ「秋山さんは恋愛相談が向いているから、恋愛相談だけ受けなさい。専門分野や自分の得意分野を決めないと、続けるのが嫌になるよ。」と言われたのです。

専門分野を決める重要性

最初は私のように専門分野を決めずに占っても全然問題ありませんが、ずっとそのままという訳にはいきません。

占い師を長く続けるためには、できれば専門分野またはあなたの得意分野を決めてください。

専門分野を決めることで、

  • ブログ記事が書きやすくなる
  • あなたに合ったお客様だけが来る
  • お客様に感謝される
  • リピーターが増える
  • 鑑定が楽しくなる

占い師が楽しく続けられるようになります。

【私の実例】専門分野の絞り込み方

私の専門分野は、以下のように段階的に絞り込んでいきました。

ステップ1:大きなジャンルを決める
(人間関係に悩んでいる人)

ステップ2:もっと絞り込む
(恋愛で悩んでいる人)

ステップ3:さらに具体的に絞り込む
(片思いや復縁、不倫で悩んでいる人)

ステップ4:専門分野確定
(友達に相談できない大人の恋愛で悩んでいる人)

私は相談者の話を聞いているうちに、友達にも相談できず、誰にも相談できない恋愛で悩んでいる人が多いことに気付きました。

そのため、「誰にも相談できない恋愛で悩んでいる人のサポートをしたい!」と思うようになり、それを専門とすることにしたのです。

恋愛の専門分野例

恋愛といっても、色々な恋愛があります。

  • 片想い:好きな人に振り向いてもらいたい
  • 復縁:元彼・元カノとよりを戻したい
  • 不倫:既婚者を好きになってしまった
  • W不倫:お互い既婚者だけど付き合っている
  • 同性同士の恋愛:同性を好きになってしまった
  • 既婚者の恋愛:結婚しているけど他の人を好きになった

専門を絞れば絞るほど、お客様にはわかりやすいため、あなたの専門分野で悩んでいる人が相談してくれます。

恋愛以外の専門分野例

もちろん、恋愛以外にも専門分野はたくさんあります。

  • 仕事の悩み専門:転職、上司との関係、起業、天職
  • 夫婦の悩み専門:夫婦関係の修復、離婚、浮気・不倫問題
  • 親子の悩み専門:毒親との関係、子育て、親の介護
  • 人間関係の悩み専門:友人関係、ご近所トラブル、ママ友

最初は私と同じように専門分野を決めることは難しいかもしれませんが、恋愛・仕事・結婚など大まかに絞ることはできると思います。

そして、実際にお客様を鑑定していく中で、専門分野が自然と絞られていきます。


どこかに所属している占い師さんなら専門分野を決めることもないかもしれませんが、自分でブログやSNSから集客したい場合は、専門分野を決めることで記事が書きやすくなります。

そして、専門分野を決めることで、本当に悩んでいる人から鑑定依頼が入るようになるため、占いで稼げるようになります。

「何でもいいから占います!」「誰でもいいから占います!」では、お金を払ってまであなたに鑑定を依頼する人はいないと思っておきましょう。

とりあえずは、あなたが相談に乗れることから記事を書いてみて、「この相談には乗りたくないな」と思う記事があれば、記事を削除すれば、自然と専門分野が絞られていきます。

占いの専門分野の絞り込みに悩んでいる人や、得意分野がわからない人は、いつでも相談してください。

ブログから集客する方法も詳しく解説しているので、以下の記事も参考にしてください。

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私の実体験を元に、あなたの専門分野を一緒に絞り込んでいきましょう。